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一建設の建売「リーブルガーデン」を買いました!「本当に買った人18人」のリアルな証言

2025年11月11日

当社で実施した「一建設など飯田産業グループの建売を実際に買った人限定アンケート」で、次のような実態が浮き彫りになりました。

  • 断熱性能には賛否両論!「暑い・寒い」という人もいます
  • 仕上げの細かい点(クロスの剥がれなど)を指摘する人も多数
  • キッチンなどのグレード感は「まぁこんなものかな」とギリ納得の傾向
  • コスパにはおおむね満足している人が大半
  • 耐震性能には評価が高く「地震が来たときも安心だった」との指摘多数
  • 「立地に満足している」という声も多数

一建設は、飯田グループホールディングスの6つのハウスメーカーのうち「ちょっと高級志向」という立ち位置ですが、高級感があるというより「安っぽくはない」という80点ラインかな…という調査結果でした。

この記事では、回答を寄せてくれた方の「生の声」を紹介しながら「一建設のリーブルガーデンを買ったらこんな感じ」というイメージを確認していきます。

今回のアンケート調査はクラウドソーシングにより、100名の方に回答いただきました。飯田GH全体についてのアンケートで、うち一建設を購入した人は18人でした。実施日は2025年11月10日、実施主体はアップライト合同会社です。また、この記事はアップライトの立石が制作しました。

【実態調査】一建設を買って後悔した人の声4選

アンケートの回答を読んでいて、一建設の評価が低い点は「仕上げの粗さ」と「断熱性能」がツートップだとわかりました。

そのうち、断熱性能は高評価(★5・★4)の人と2点(★2)の低得点にわかれる傾向があり、物件によるバラツキがうかがわれます。

一方、仕上げの粗さについては「全体的に評価が低め」である結果、低評価となっています。また、仕上げが雑な点はクレームで修理対応してくれますが、その修理対応にも担当者によるバラツキがあるようです。

こういった点は、しっかりとした不動産会社を仲介に入れておくことで、スムーズに対応できる可能性が高まります。

クラシエステート株式会社では、一建設などの新築建売物件は「仲介手数料無料」で対応しています。無料で安心を買える仕組みなので、けっこうおすすめです。

「細かい仕上げ」の粗さが「5点中3.5点」と低評価。具体的には?

細かい仕上げには低評価も多い傾向

細かい仕上げには「不満足」と評価する人が多く、特に目立ったのが「クロスのはがれ」と「ドアなどの立て付けの悪さ」でした。

クロスや立て付けはクレームを入れれば修正してくれるのですが、その対応も「対応は速かった」「対応も悪かった」と、人によって意見がわかれました。

一建設の物件は「細かい部分の不具合があり、修正依頼をかける」ことは織り込み済みで検討すべきでしょう。また、メーカーとの交渉にはクラシエステート株式会社のように建売住宅が得意な不動産会社を仲介に入れるほうが有利です(仲介手数料は無料です)。

内装の仕上げに雑な部分があった

Yさん・20代 大阪府

内装の仕上げに少し雑な部分があり、最初の入居時に壁紙の端が浮いていたり、ドアの建付けがややズレていた箇所がありました。営業の方に相談したところ、すぐに業者が対応してくれたので大きな問題にはなりませんでしたが、もう少し最初のチェックを丁寧にしてほしかったです。

断熱性能は「5点中3点」の低評価。バラツキが大きい点も特徴

断熱性能は★3と★2が多い

断熱性能の評価は低めで、「夏暑くてエアコンが効きにくい」「冬は部屋によってかなり寒い」といった声が寄せられました。

特徴は、5点満点中2点という低評価と、5点を付けた人が混在していること。エリアによる違いではなく、どのエリアにも高得点の人と低評価の人が混在していました。今回のアンケートだけでは断言できませんが、「物件による違いが大きいのでは?」という疑いがあります。これについては、今後改めて調査していきたいと考えています。

断熱性には不満があります

Sさん・40代 福岡県

断熱性には不満があります。冬は足元から冷え込み、暖房をつけても部屋全体が温まるまで時間がかかります。夏は2階が特に暑く、エアコンの稼働時間が長くなり電気代も気になります。窓の断熱性能や気密性がもう少し高ければ、季節を問わず快適に過ごせると思います。住み始めてから気づいた点なので、改善できるとありがたいです。

「わかってはいるが高級感がない」という意見も多数

アンケートの自由記述では「値段の割に悪くないけど、もうちょっと高級感があれば……」という、複雑な気持ちが伝わってきました。

みなさん「わかってはいるが高級感がないのが残念」と感じているようです。一建設に限らず、一般的な建売住宅で一番「モヤッ」とするのはここかもしれません。

「あっさりシンプルなデザインだから、これでいいか」と思えれば一建設を選んで後悔しなさそうですし、「一生住む家なんだから高級感は譲れない」と考える場合は予算を上げて注文住宅を建てた方が確実かもしれません。

快適な設備に関しては諦めざるを得なかった

Mさん・40代 千葉県

コストパフォーマンス重視になってしまうので、どうしても標準仕様の設備のグレードに関しては最高のものとまではいかなかった点がやや不満を感じるところです。ここの部分に関しては注文住宅の方に軍配が上がると思っています。日常生活においては確かに標準仕様の設備は機能性を重視していてシンプルで飽きがこないですが、より快適な設備に関しては諦めざるをえませんでした。

アフターサービスの対応はどうやらバラツキがありそう

アフターサービスについては「いい」という意見もあったのですが、以下の口コミのように悪い事例もありました。

悪い事例の数は少ないものの「アフターサービスには当たり外れがあるかも」という点は押さえておいた方がよさそう。クラシエステート株式会社ではその点を踏まえ、アフターの交渉もお手伝いしています。

担当と連絡がつかずそのままに…

Kさん・50代 埼玉県

立て付けはギシギシしていたのでクレームしたところ、一度簡易になおしたが、すぐにまたギシギシしました。担当と連絡がつかずそのまま…。そのくせ、そろそろ補修はいかがと営業だけはしてきます。

【実態調査】一建設を買ってよかった人の声5選

一建設の物件を買って「よかった」と思うポイントもハッキリしているようです。

アンケートでは、「コストパフォーマンスの高さ」「立地のよさ」「耐震性」が高得点。つまり、一建設の物件を買うと、「コスパと立地と耐震性(家の構造)」は満足でき、「仕上げのていねいさ」と「断熱性能」には不満が残るかも……というアンケート結果となりました。

印象的だったのは耐震性。複数の人が「実際に地震や台風の時に安心感があった」と証言してくれました。

コスパは「5点中4点」と高評価。満足度は?

コスパの評価はかなり高い

一建設といえばコストパフォーマンス。コスパを点数で評価してもらうと、5点満点中4点と高得点になりました。

多くの人が値段と品質をてんびんにかけてみて「この値段でこの仕様なら納得」という判断をくだしているようです。

後で説明するように、安くても耐震性と立地には高い評価が集まっていますから、要は「見た目のデザイン性」「おしゃれ感」をどこまで求めるかで「一建設にするか、予算が上がっても注文建築にするか」といった判断になるようです。

価格に対しての満足度は高い

Rさん・40代 神奈川県

価格に対しての満足度は高いです。周辺の同規模の新築物件と比べてもかなり抑えられており、無理のないローンでマイホームを持つことができました。標準仕様のままでも設備は十分で、生活に不便を感じることはありません。立地も駅から徒歩圏内で、商業施設や学校が近く、家族で暮らすには便利な環境です。耐震等級もしっかりしており、安心して住める点も評価しています。

立地も「5点中4点」の高評価。理由は?

立地にも満足している人が多い

立地についてはアンケートのポイントも4点(5点満点)と高く、多くの人が高く評価していました。

しかし、どうして一建設の物件の立地がいいのでしょうか? これはやはり、情報収集能力の高さが第一の原因でしょう。独自の情報網からお買い得な土地をピックアップし、しかも豊富な資金力で即決して買い上げます。これは小規模な会社にはマネできないポイントです。

また、ターゲット層となる子育て世帯に満足してもらえる「学校から近い」「スーパーや病院が近い」という土地を探すことも得意です。

生活面での利便性はかなり良い

Yさん・30代 山口県

立地もかなりよく、学校、コンビニ、スーパー等、かなり近くにあり、高速道路もすぐ乗れる位置にあるので、遠出の移動もしやすく、生活面での利便性はかなり良いです。

耐震性能も「5点中4点」と高評価。「実際揺れない」という意見

「地震が来たときの安心感」という実感も語られた

耐震性については多くの人が4点をつけていました(18件中10件)。アンケートの回答は、高めの得点に集中する、安定した高評価です。

自由記述の回答を読んでみると「実際に地震が来たときに揺れない」「台風でも安心感があった」という具体的な体験を書いてくれている人が多く、建物の構造部分はしっかりとつくられていることがわかります。

地震の際にも揺れが少ない

Aさん・30代 滋賀県

耐震等級3の仕様で、地震の際にも揺れが少なく、建物全体がしっかりしている印象があります。実際に地震があった時も、家の中で不安を感じる揺れ方ではなく、安心して暮らせています。

間取りには満足している声が多く「使いやすい」という意見も

建売住宅のデメリットとしてよくあげられるのが「間取りの自由度がない(低い)」というもの。ただ、逆にいうと「万人向けの設計なので、間取りで失敗しない」というメリットにもなるようです。

今回実施したアンケートの自由記述回答でも「生活動線がよく考えられている」「間取りが使いやすい」という声が一定数ありました。

間取りの動線もよく使いやすい

Mさん・40代 埼玉県

設備も標準で十分使いやすく、特にキッチンや浴室などの水回りは機能的でデザインも良いです。ウォークインクローゼットがあり収納も充実しているので、衣類や季節物もすっきり片づけられます。間取りの動線も考えられていて、家事や生活がしやすい点も気に入っています。駅やスーパーも徒歩圏内にあり、生活環境が整っているのも満足ポイントです。

「子育て世帯が多く暮らしやすい」という若い夫婦世帯の声も

特にアンケートの設問に加えたわけではないのですが、自由記述の回答で多かったのが「同じような世代のファミリーが多く、子育てがしやすい雰囲気」というものでした。

たしかに、一建設など飯田GHが想定しているのは子育て中のファミリー世帯。ご近所の方も子育て中だと、騒音などにも気をつかわずにすみますし、自然と交流もしやすい雰囲気になります。

実はアンケートに回答してくれた方も30代を中心に「ほとんどが20代から40代」という結果になりました。そんなところにも、子育て世帯から支持されているという特徴がうかがえました。

間取りの動線もよく使いやすい

Yさん・30代 鹿児島県

主要道路やスーパー、学校へのアクセスが良く、通勤・通学がとても便利です。(中略)周囲にも同シリーズの建売が多く、似たような世代の家庭が多いので、子育て環境としても落ち着いて暮らせています。

クラシエステートの溝口社長が語る「一建設の特徴」

一建設など、多くの新築建売物件を仲介してきたクラシエステート株式会社の溝口社長に、一建設の印象を聞いてみました。


一建設は、飯田グループホールディングスの中では中くらいのグレード感の物件を多く作っています。一番価格が高いレンジの建物を作っているのが東栄建設で、逆に一番手頃なのが飯田産業とアーネストワンですから、その間を埋めるラインナップということです。

一方、グループ内では長期優良住宅(ZEH住宅など)について、一建設が先行して対応してきました。ですから「建物の主要構造はしっかりしている」と考えていいでしょう。

今回のアンケートにも現れていますが、地震・天災などに強いしっかりした建物躯体が特徴です。また、仕上がりが雑というのも、大きな声では言えませんが、物件によっては当たっていると思います。この点、内覧時にしっかりと確認し、ちゃんと直してもらえるように交渉しておく必要があります。

とはいえ、グループ内で不具合・施工ミスに対する是正対応(修理対応)が、私の経験では一番早いという特徴もあります。

また、私の経験では、一建設で大きなクレームというのはなくて、その点は安心しておすすめしやすいかなと思っています。


なお、一建設については以下の記事も参考になります。

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そもそも、一建設「リーブルガーデン」とは?

一建設株式会社は1967年創業。現在では、飯田グループホールディングスの中核企業として年間約9,700棟以上の戸建住宅を供給する日本有数のハウスメーカーとなっています。リーブルガーデン(Livele Garden)」シリーズとして展開する建売住宅は、「ちょうどいい家」をコンセプトに、高品質な住宅を手の届きやすい価格で提供しています。

今回実施したアンケートでも、コストパフォーマンスと立地のよさに高評価が集まりました。飯田グループ6社の中では、「安っぽくはないが、高級すぎない」という絶妙なポジションが一建設の特徴です。

一建設の会社概要と販売実績(年間1万棟超)

一建設株式会社は、資本金32億9,850万円、従業員数1,969人(2025年3月末時点)の大手ハウスメーカーです。東京都豊島区に本社を置き、全国141拠点で事業を展開しています。

2025年3月期の戸建住宅引渡棟数は9,773棟。1日あたり平均約27棟を販売している計算になります。累計では216,400棟以上を引き渡しており、半世紀以上にわたって蓄積してきたノウハウが、今日の住まいづくりに活かされています。

この豊富な実績により、土地情報の収集力や建材の一括仕入れなど、大手ならではのスケールメリットを最大限に活用できる点が一建設の強みです。

リーブルガーデンの特徴と価格帯

リーブルガーデンは、一建設が展開する戸建分譲住宅の総合ブランドです。「材質へのこだわり」「環境に寄り添うプランニング」「一貫したサポート体制」を特徴とし、万人向けの使いやすい間取り設計が評価されています。

価格帯は、複数のアンケート調査によると平均坪単価約40.8万円。ローコストハウスメーカーの中でも比較的手ごろな価格設定となっています。たとえば30坪の住宅なら本体価格1,200万円台から、というイメージです。

構造面では、日本の気候風土に適した木造軸組工法(在来工法)を採用。ベタ基礎で建物の荷重を分散させ、剛床工法で横からの力に強い構造を実現しています。また、接合部には耐震金物を使用し、地震に対する安全性を高めています。

飯田グループ6社の位置づけ

飯田グループホールディングスは、2013年に6社が経営統合して設立された持株会社で、分譲戸建住宅の国内シェア約30%を占める業界最大手です。グループ全体では年間約40,000戸以上の住宅を供給しています。

6社の位置づけを整理すると、次のようになります。

グレード(価格帯)会社名主なブランド名特徴
高級志向東栄住宅ブルーミングガーデングループ内で最も高級路線
中級グレード一建設リーブルガーデンちょっと高級志向
タクトホームグラファーレ中堅層向け
アイディホームリナージュ一部高級志向の物件もあり
手ごろな価格帯飯田産業ハートフルタウンコスパ重視
アーネストワンクレイドルガーデン最もリーズナブル

一建設は飯田グループの中では「中くらいのグレード感」という立ち位置。高級感を求める層には東栄住宅、とにかく安さ重視なら飯田産業やアーネストワン、その中間で「安っぽくはないが、高級すぎない」バランスを求めるなら一建設、という選択になります。

また、グループ内では長期優良住宅(ZEH住宅など)について一建設が先行して対応してきた経緯があり、建物の主要構造部分がしっかりしているという評価が定着しています。

一建設の建売が「安い理由」を不動産のプロが解説

一建設の建売住宅は、なぜこれほど手ごろな価格で提供できるのでしょうか?「安いのには理由がある」と不安に思う方もいるかもしれません。しかし、一建設の場合は「品質を落として安くする」のではなく、「無駄を省いて安くする」戦略をとっています。

年間約1万棟という圧倒的な供給実績を背景に、スケールメリットを最大限に活かしたコスト削減を実現。さらに、販売を仲介会社に委託することで広告費や営業人件費を抑え、自社一貫体制で中間マージンを排除しています。

スケールメリットによる一括仕入れ

一建設の物件に実際に備え付けられているキッチン

一建設最大の強みは、圧倒的な建築実績から生まれるスケールメリットです。飯田グループ全体では年間約4万戸以上の住宅を供給しており、この規模をいかして建材や住宅設備を大量に一括購入することで、1棟あたりのコストを大幅に削減しています。

たとえば、システムキッチンやユニットバス、サッシ、建材などを一度に数万戸分発注することで、メーカーから大幅な割引を引き出すことが可能になります。これは、年間数十棟規模の小規模ビルダーには真似できない、大手ならではの強みです。

また、大量発注により各メーカーとの安定的な取引関係を構築できるため、商品開発段階から協力を得られる点も見逃せません。メーカー側も安定した発注が見込めるため、一建設専用の仕様開発や価格設定に応じやすくなります。

広告費・営業人件費の削減(仲介会社への委託)

一建設には、自社で物件を販売する営業マンがほとんどいません。これは、販売を不動産仲介会社に委託しているためです。

多くのハウスメーカーは、テレビCMや新聞広告、住宅展示場の維持費など、多額の広告宣伝費をかけています。また、自社で販売営業マンを雇い、その人件費も物件価格に上乗せされています。

一建設の場合、こういったコストをほぼゼロにすることで、その分を販売価格に反映させています。たとえば、スーモなどのポータルサイトで一建設の物件が多数掲載されているのは、複数の仲介会社が同じ物件を広告しているためです。仲介会社が広告費を負担してくれるため、一建設としては広告費をかけずに済むという仕組みです。

この販売方式により、一建設は「知名度は控えめだが、コストパフォーマンスは抜群」という独自のポジションを確立しています。

自社一貫体制によるコスト圧縮

一建設では、土地の仕入れから設計、施工、販売後のアフターサービスまでを自社グループ内で一貫して管理する体制を構築しています。この一貫体制により、工程ごとに発生する中間マージンを排除し、さらなるコスト削減を実現しました。

特に大きなポイントは、自社でプレカット工場を保有している点です。プレカットとは、構造材を工場であらかじめ機械で精密に加工しておき、現場では組み立てるだけにする工法。これにより、現場での作業時間を短縮でき、工期短縮によるコスト削減につながります。また、工場での加工は精度が高く品質も安定するため、現場でのミスや手直しも減少します。

さらに、施工業者との長年の信頼関係により、効率的なスケジュール管理が可能になっている点も見逃せません。各地の拠点で複数の現場を同時進行させることで、職人さんの移動時間やロスを最小化し、効率的な施工体制を維持しています。

住宅性能は?耐震等級・保証内容を徹底チェック

一建設の建売住宅は、手ごろな価格設定ながら住宅性能には妥協していません。2022年4月以降の新規物件では、住宅性能評価5分野7項目で最高等級の取得を標準化。国土交通省が認定した第三者機関による厳正な審査を経て、設計性能評価書と建設性能評価書の両方を取得しています。

今回のアンケートでも、耐震性能については18件中10件が5点満点中4点と高評価。「実際に地震が来ても揺れなかった」という具体的な体験談も複数寄せられており、構造部分の信頼性が実証されています。

2022年4月以降の新基準(住宅性能評価7項目で最高等級)

一建設の分譲戸建住宅は、2022年4月新規確認申請物件から、住宅性能表示制度5分野7項目において最高等級取得を標準化しています。これは、国土交通省に認定された第三者機関が、定められた指標に基づいて住宅の安全性や耐久性を客観的に評価する制度です。

具体的には、以下の項目で最高等級を取得しています。

性能項目内容(基準や目安)
構造の安定耐震等級3(倒壊等防止)数百年に一度の地震の1.5倍の力でも倒壊しない
耐震等級3(損傷防止)数十年に一度の地震の1.5倍の力でも大きな損傷が出ない
耐風等級2(最高等級)暴風に対する強度
劣化の軽減劣化対策等級3(最高等級)75~90年間、大規模な改修工事なしで使用可能
維持管理・更新への配慮維持管理対策等級3(最高等級)配管の点検・清掃・補修がしやすい
温熱環境・エネルギー消費量断熱等性能等級5ZEH水準の断熱性能
一次エネルギー消費量等級6(最高等級)省エネ性能が高い
空気環境ホルムアルデヒド対策等級3(最高等級)シックハウス対策

また住宅の性能は、設計段階だけでなく、建設中の現場検査でも確認されています。第三者機関による複数回の立入検査を経て建設性能評価書が発行されるため、図面通りに施工されているかどうかが客観的に証明されています。

在来工法(木造軸組工法)の特徴

一建設は、日本の伝統的な木造軸組工法(在来工法)を採用しています。これは、土台・柱・梁などの住宅の骨格を木の軸で造る工法で、1000年以上にわたり改良・発達を繰り返してきた日本の気候風土に適した工法です。

木材は常に呼吸し、気候の変化に合わせて微妙に伸縮します。高温多湿な日本の住環境において、この特性は大きなメリットとなります。また、在来工法は設計の自由度が高く、将来的なリフォームや間取り変更にも対応しやすいという利点があります。

一建設では、工場でのプレカット加工を採用することで、在来工法の良さを活かしながら、精度の高い施工とコスト削減を両立しています。

構造材は工場でミリ単位の精密加工を施され、現場では組み立てるだけ。これにより、職人の技量によるバラツキを抑え、安定した品質を確保しています。

一建設に関するよくある質問と回答

一建設の建売住宅を検討する際、多くの方が疑問に思うポイントをまとめました。実際の購入を検討している方から寄せられる質問や、業界のプロとして知っておいていただきたい情報を、Q&A形式で解説します。

Q1. 一建設には営業マンがいないって本当?

A. 確かに、一建設には物件を販売する営業マンがほとんどいません。

一建設は、建売住宅の販売を不動産仲介会社に委託する方式を採用しています。これにより、営業人件費や広告宣伝費を大幅に削減し、その分を販売価格に反映させています。

このため、一建設の物件を購入する場合は、地域の不動産仲介会社を通じて購入することになります。たとえば、クラシエステート株式会社のように、一建設など飯田グループの建売住宅を多く取り扱う仲介会社もあります。

仲介会社を通すメリットは、複数の物件を比較しやすいこと、第三者の立場からアドバイスを受けられること、そして何より仲介手数料が無料になるケースが多いことです(売主である一建設から仲介会社に手数料が支払われるため、買主は無料になります)。

Q2. 住宅性能評価書は全物件で取得しているの?

A. 2022年4月以降の新規確認申請物件から、分譲戸建住宅は5分野7項目で最高等級取得を標準化しています。

ただし、すべての物件が対象というわけではありません。対象となるのは以下の条件を満たす物件です。

【対象物件】 ・2022年4月1日以降に一建設が売主として販売契約した新築分譲戸建住宅 ・2階建て物件(3階建ては一部項目で異なる場合があります)

【対象外】 ・注文住宅など請負によるもの ・海外物件 ・仲介物件 ・中古物件 ・集合住宅(マンション)

購入を検討する際は、必ず「設計住宅性能評価書」と「建設住宅性能評価書」の両方が交付されているか確認しましょう。設計段階だけでなく、建設中の現場検査も実施されていることが重要です。

Q3. 築5年・10年後のメンテナンス費用は?

A. 定期的なメンテナンス費用として、5年ごとに8万円~、10~15年ごとに80万円~を見込んでおくとよいでしょう。

一建設の35年保証を継続する場合、以下のメンテナンス費用が必要になります。

【5年ごと(5年、10年、15年...)】 ・シロアリ防除工事:8万円~

【10~15年ごと】 ・屋根のシーリング工事:35万円~ ・外壁・基礎の防水塗装工事:45万円~ ・合計:80万円~

上記は一建設の推奨値(目安)であり、実際の劣化状況や使用環境によって異なります。ただし、どのハウスメーカーで建てた住宅でも、長期的には同様のメンテナンスが必要になります。

一建設の場合、5年ごとの無料点検で劣化箇所を早期発見できるため、大規模な修繕が必要になる前に対処できるメリットがあります。計画的にメンテナンス費用を積み立てておくことをおすすめします。

Q4. 飯田グループ6社の中で一建設を選ぶ理由は?

A. 「安っぽくはないが、高級すぎない」バランスの良さを求める人に一建設が適しています。

飯田グループ6社は、それぞれ異なるターゲット層に向けて展開されています。

一建設が向いている人

コストパフォーマンスを重視しつつ、ある程度の質感も欲しい ・飯田産業やアーネストワンでは物足りないが、東栄住宅では予算オーバー という人におすすめです。タクトホームやアイディホームは一建設と競合する価格帯の物件が多く、同時に検討してもよさそう。また、住宅性能(耐震性、省エネ性など)を重視する人や、長期優良住宅などの先進的な取り組みを評価する人にも適しています。

一建設が向いていない人

とにかく価格最優先の人は、一建設より飯田産業かアーネストワンがおすすめです。高級感やデザイン性重視の場合は東栄住宅がいいでしょう。

今回のアンケートでも、一建設は「80点ライン」という評価でした。100点満点は求めないが、60点では物足りない、そんな方に適した選択肢です。

地震保険は必須?耐震等級で保険料は変わる?

A. 地震保険は任意ですが、一建設の物件は耐震等級3により保険料が50%割引されるため、加入をおすすめします。

地震保険は火災保険とセットで加入する任意の保険ですが、日本は地震大国であることを考えると、加入しておく方が安心です。一建設の物件は耐震等級3を標準取得しているため、地震保険料が50%割引されます。たとえば、年間保険料が3万円の場合、割引後は1万5千円になります。

今回のアンケートでも、「実際に地震が来たときも安心だった」「揺れが少なかった」という声が複数寄せられています。耐震等級3の建物は、2016年の熊本地震でも倒壊・崩壊ゼロという実績があります。

保険料の割引を受けられるだけでなく、保証による安心感も大きいでしょう。一建設の物件を購入する場合は、耐震等級による割引を活用して地震保険に加入することをおすすめします。

まとめ:一建設で後悔しないための3つのポイント

一建設の物件を実際に購入した18人の声を集めた独自アンケート調査から、リーブルガーデンの本当の姿が見えてきました。

一建設の一戸建ては、いい点と悪い点がはっきりしています。 コストパフォーマンス、立地、耐震性能については5点満点中4点と高い評価を得ました。特に耐震性能では「実際に地震が来ても揺れなかった」という具体的な体験談も多く、構造面の信頼性は確かなものです。一方で、仕上げの細かい部分の粗さ(3.5点)や断熱性能(3.0点)には不満の声もあがっています。

でも、悪い点はカバーできます。 クロスの剥がれや建て付けの甘さといった仕上げの問題は、購入前の内覧時にしっかりチェックし、引き渡し前に修正してもらえば解決できることがほとんどです。断熱性能についても、物件によってバラツキがあるため、専門知識を持つ不動産会社に物件の見極めをしてもらうことで対応できます。

だからこそ、信頼できる仲介会社が重要になります。 クラシエステート株式会社なら、一建設など飯田グループの建売住宅を仲介手数料無料で取り扱い、物件の弱点もしっかりカバーする調査を行います。

一建設はコスパが高いものの、もちろん完璧な答えではありません。しかし考えてみれば、私たち子育て世帯にとってメリットが大きい選択肢です。子供たちがちょっとくらい壁を汚しても、床に飲み物をこぼしても許せる。笑って子育てできる環境で、しかも地震の時はしっかり家族を守ってくれる……。

一建設の物件が気になる方は、仲介料無料でホームインスペクションをお手伝いする、クラシエステート株式会社までお問い合わせください。

この記事は宅建士資格を保有するアップライト合同会社の立石秀彦が制作しました。

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