八王子市は子育てしやすい？保育園・幼稚園の待機児童と支援制度の実態

「八王子は子育てしやすいって本当？」そんな疑問を持つ方に向けて、八王子市での子育てやマイホームのリアルな現状を解説します。

筆者自身、八王子市内で３人の娘を育てる子育てパパであり、不動産会社経営者。その両方の目線から、八王子での暮らしをレポートしていきます。

特に共働き世帯にとっては、保育園や幼稚園の入りやすさ、学童保育の有無、自治体の支援制度などは物件選びの「決定打」になりうるポイントです。

そこでこの記事ではまず最初に、八王子市の保育園・幼稚園・学童保育の現状や、子育て支援制度の中身を詳しく解説します。

その後、八王子駅周辺、めじろ台、南大沢など各エリアの特徴を解説します。最後まで読んでいただければ「八王子が自分にあっているかどうか」がわかるはずです。

この記事はクラシエステート株式会社の溝口が制作しました。

八王子市の保育園は入りやすい？気になる待機児童数の実態

結論として、ここ数年でかなり改善されています。待機児童ゼロ達成まで「あと少し！」という感じですが、その状態で足踏み中といった現状です。

待機児童の数は多くなく、特に３歳以上のクラスではかなり「入りやすい」といわれています。具体的な待機児童数の推移は以下の通りです。

八王子市保育園の待機児童数推移

年度	待機児童数
2020年度	25人
2021年度	19人
2022年度	12人
2023年度	17人
2024年度	15人

この表でわかるとおり、ここ数年は20人未満で推移しており、東京都内でも待機児童が少ない部類に入ります。

ただし「1歳児クラス」は今も激戦

待機児童の大半が集中しているのは、1歳児クラスです。育休明けのタイミングで多くの申し込みが重なるため、どうしても競争率が高くなるようです。

そこで、以下のようなポイントはぜひ押さえておいてください。

保育園申込時のポイント

1歳児に申し込むなら、「兄弟ポイント」や「ひとり親加点」などの優先順位を意識して。
地域によって入りやすさが異なるため、駅周辺より郊外（川口町、元八王子、鑓水など）の、枠に余裕があるエリアを狙ってみて！

学童保育は“待機児童ゼロ”を継続中

小学生の放課後保育にあたる学童保育（放課後子ども教室）はどうかというと…。こちらはなんと2022年度から連続して「待機児童ゼロ」を達成中です。これはかなり珍しい実績です。

小学校の空き教室を活用
地元の町会や自治会館を間借りして開設
毎年、受け入れ枠の拡大を実施

など、八王子市独自の柔軟な取り組みが功を奏しています。

「保育園は何とか入れても、学童が足りない」というエリアも多い中で、八王子は小学校入学後も安心して働き続けられる環境が整っているといえるでしょう。

子育て世帯に嬉しい支援制度も充実

単に「預け先がある」だけでなく、経済的・心理的な子育て支援があるかも重要なポイント。その点、八王子市では以下のような制度を用意しています。

代表的な制度

医療費助成：中学3年生まで通院・入院ともに自己負担ゼロ
児童手当：3歳〜中学生まで月額1万円〜1.5万円
子育て応援券：家事代行や一時預かりサービスを割引で利用可能
子育てひろば・支援センター：親子の居場所づくりや相談対応

こうした支援が手厚いことで、「子どもを育てやすい」「孤立しない」という安心感につながっています。

八王子は「子育てにちょうどいい街」になりつつある

少子化が進む中で、自治体によっては保育の質・量ともに不安定なところもありますが、八王子市は堅実に改善を積み重ねてきました。

保育園：待機児童は減少傾向（ただし1歳児は対策必要）
学童保育：待機ゼロを達成し継続中
支援制度：医療費助成や子育てサービスが豊富
住環境：自然と都市機能が調和し、交通アクセスも良好

こうした背景から、八王子は「子育てにちょうどいい街」として、ますます注目されています。

保育園って本当に無償？八王子市で使える子育て支援制度も解説

八王子市内で不動産を探すご家族にとって、物件価格と並んで気になるのが、子育てにかかる費用と行政サポートの内容です。

特に保育料の負担や、医療・給食・学童などの助成制度は、毎月の家計に直結する問題。

そこで「保育無償化の仕組み」から「八王子市独自の支援制度」まで、現役パパママの目線でわかりやすく解説します。

「保育無償化（国の制度）」は全員が対象ではない！？

まず結論から。保育無償化の対象は、すべての家庭ではありません。

国の制度による無償化の対象

満3歳〜5歳児：全世帯が無償（認可保育園・幼稚園・こども園）
0〜2歳児：住民税非課税世帯のみが対象

つまり、1歳・2歳のうちは「非課税世帯でない限り、有償」です。また、無償化といっても、以下のような費用は別途かかります。

費用項目	無償化の対象外
給食の副食費	月額4,500円前後
延長保育料	利用回数による
制服・教材費	園により異なる

八王子市独自の「かゆい所に手が届く」サポート

では、八王子市独自の支援はどうでしょうか？　実は、地味だけど「助かる」制度がしっかり整っています。

幼児教育の副食費助成

3～5歳の幼児が対象の保育園・幼稚園に通う際、「副食費（月4,500円程度）」を市が助成してくれる制度があります。無償化の行き届かない部分を、この仕組みで補っているイメージですね。

注意点

所得制限あり（市民税課税状況により）
年度ごとに申請が必要

ただし、上記注意点については押さえておいてください。

私立幼稚園に通う家庭への補助金

八王子市には私立幼稚園が多く存在しますが、入園料や通園費が高額になりがちです。そこで市は、「私立幼稚園就園奨励費補助金」を用意しています。

年収に応じて最大年間約10万円の補助あり
3歳児～5歳児が対象
保育の必要性がある家庭は加算あり

一時預かりや子育て応援券も活用できる

保育園には入っていないけど「たまには預けてリフレッシュしたい」という時に使える制度も揃っています。

一時預かり保育（市内の一部園で実施）
ファミリー・サポート・センター（地域の支援者に依頼）
子育て応援券（育児支援サービスに使える補助券）

一時預かりや送迎サポートを“気軽に使える仕組み”があるのは、八王子市の大きな魅力です。

八王子市での幼児教育助成・補助まとめ

ここまでのポイントをまとめると、八王子市での幼児教育の特徴は、以下の表のようになります。

内容	対象年齢	特徴
保育無償化（国）	満3歳〜5歳	原則全世帯対象、0〜2歳は非課税世帯のみ
副食費助成（市）	3歳〜5歳	一部所得制限あり、申請制
私立幼稚園補助金	3歳〜5歳	年収に応じて段階補助
一時保育・ファミサポ	0歳〜就学前	登録制で利用可、応援券も活用可

ただ、公的なサポートがあっても、そもそも家計の中で教育費をどう位置づけるかも大切な問題です。住宅ローン（住宅費）と教育費の両立については、以下の記事で詳しく考察しています。

: 教育費が増えても住宅ローンで家計が苦しくならない対策を
「教育費と住宅ローンの両立は苦しい…」という声を耳にすることがあります。しかし、自分たちにあった物件を選び、あらかじめ学費との両立を考えた住宅ローンを組んでおくことで、安全に住宅ローンの支払いを続け ...

八王子市内で３人の娘を育てる「現役子育てパパ」の筆者が、八王子市内で「ここなら子育て世帯におすすめできる！」というエリアをピックアップ。それぞれ違った魅力を紹介します。

一口に「八王子市内」といっても、バラエティーに富んだ環境があります。きっと「こういう街に住みたかった！」という、お気に入りのエリアが見つかるはずです。

利便性を最優先するなら「八王子駅周辺」がベストな理由

八王子で子育てしやすい街を探すなら、まずは交通の便利さを重視したいもの。八王子駅周辺は、通勤・通学はもちろん、週末のレジャーや帰省にも抜群のフットワークを実現してくれます。

圧倒的に便利な交通アクセス

八王子駅にはJR中央線・横浜線・八高線の３路線が乗り入れ。さらに徒歩10分圏内には京王八王子駅もあり、新宿・立川・橋本といった主要エリアへの移動がスムーズです。

また、駅前には成田・羽田空港行きの高速バス乗り場もあるため、飛行機での遠出や帰省時もストレスなく移動できます。

駅前で生活が完結する商業・行政サービス

忙しい子育て世帯には、駅周辺に買い物・手続き・医療機関などが一か所にまとまっているのはとても心強いポイントです。

駅ビル：セレオ八王子北館・南館
大型スーパー：東急スクエア、イオンフードスタイル
公共施設：八王子市役所出張所、市民活動支援センター、図書館分室

買い物や行政手続き、銀行・クリニックへのアクセスまで、駅前だけで一通りそろうのは、子育て＆共働き世帯に嬉しい環境です。

子育て世帯に安心の医療・教育機関

小さなお子さんがいると、急な発熱やアレルギーでクリニックを探すシーンも多いもの。八王子駅周辺には内科・小児科・耳鼻科・皮膚科・歯科がコンパクトに集まっています。

北原ライフサポートクリニック（サザンスカイタワー１F）
ノアこどもクリニック（万町）
八王子こども園、子安保育園、市立子安小学校　など

徒歩圏に保育園や小学校まで揃うので、通園・通学にも時間を取られず、子育てファミリーも安心して暮らせます。

駅徒歩圏内で選べる豊富な住宅地

「通勤重視だけど、生活機能はしっかり確保したい」というご家族には、子安町・大和田町・万町・明神町などのエリアが人気。近年は駅から徒歩10分以内に戸建てや築浅マンションの供給も増えており、再開発エリアならではの新しい街並みも魅力です。

八王子駅周辺は、通勤・通学の利便性だけでなく、買い物・医療・教育機関がコンパクトにまとまることで、子育てしやすさを最大限に引き出してくれるエリア。働きながら子育てを頑張る30代・40代の世帯にもぴったりです。

高尾・めじろ台エリア：自然と教育を両立したいファミリーにおすすめ

「子どもには自然の中でのびのび育ってほしいけれど、教育環境や通勤アクセスも妥協したくない」──そんな願いをかなえるのが、子育てしやすい街として注目の高尾・めじろ台エリアです。都心に近すぎず、田舎すぎない「ちょうどいい郊外」で、自然環境と暮らしやすさをバランスよく享受できます。

高尾山のふもとで親子の時間を満喫

高尾山や陵南公園、多摩森林科学園など、緑豊かなスポットが身近に揃っています。四季折々の自然を楽しみながら、休日は親子でハイキングや川遊び、虫取りに出かけるのもおすすめです。整備された遊歩道やジョギングコースも多く、犬の散歩やママ友とのウォーキングにもぴったり。子どもが遊びながら学べる環境が、日常に自然体験をプラスしてくれます。

落ち着いた文教地区で学びに集中

エリア内には高尾小学校・浅川小学校、椚田中学校・横山中学校などの公立校に加え、中央大学附属中高（車で約20分）や都立南多摩中等教育学校も通学圏内。住宅街は静かで治安も良く、「学習に集中しやすい」「不審者が少ない」といった声が多く聞かれます。落ち着いた文教地区で、安心してお子さんの学びをサポートできます。

自然豊かなのに都心への通勤もスムーズ

最寄りは京王線のめじろ台駅・高尾駅。「高尾→新宿」直通46分と都心への通勤も十分に快適です。特急・準特急も停車し、朝夕のラッシュ時にゆったり座れることも。さらに、バス路線が充実しており、館ヶ丘団地・めじろ台団地方面へは朝５分に１本ペースで運行。車派なら国道20号や圏央道の高尾山IC・八王子西ICも近く、ショッピングやレジャーにも自由度が高めです。

ゆったりした区画整理住宅地で快適ライフ

めじろ台駅周辺から椚田町にかけては、計画的に整備された閑静な住宅街が広がります。道路幅がゆったりとして見通しが良く、歩行者も安心。電柱の地中化や街路樹の植栽などで景観も良好です。古くからの大型戸建てに加え、ゆとりある敷地に建つ新築分譲も点在。実際に訪れると、「都心の密集住宅とはまるで別世界」と感じるほど、のびのびとした住み心地が感じられます。

高尾・めじろ台エリアは、自然と教育、アクセスと住環境を高いレベルで両立したいご家族にぴったり。

南大沢エリア：大型商業＋学園都市が両立した洗練エリア

子育て中のママに人気の南大沢エリアは、駅直結の大型商業施設と落ち着いた学園都市の雰囲気が魅力。多摩ニュータウンの先進エリアとして再開発が進み、洗練された空間が広がります。

駅直結の大型商業施設で買い物ラクラク

南大沢駅を出るとすぐ目に入るのは「三井アウトレットパーク多摩南大沢」。ブランド品から日用品、グルメまで豊富に揃い、週末には家族連れでにぎわいます。

さらに徒歩５分以内にはイトーヨーカドー、フレンテ南大沢、フォレストモールがあり、食料品や雑貨、書店、クリニックまで駅前だけで買い物が完結。小さなお子さんを連れての外出も、電車に乗らずに用事を済ませられるので、共働きや子育て世帯に好評です。

知的で安全な“学園都市”の風景

東京都立大学南大沢キャンパスをはじめ、南大沢学園や大泉特別支援学校の分教室など、教育機関が多数点在。若い学生や研究者の姿が街に溶け込み、駅前には落ち着いたカフェや学習塾も充実しています。こうした環境は、治安のよさと相まって「子育てしやすい街」としての安心感を高めています。

再開発で美しく整備された街路と住宅地

駅前から延びる歩行者専用通路や緑道は緑豊かで歩きやすく、区画整理が進んだ住宅地では道路幅のゆとりや電柱の地中化、景観規制が徹底。南大沢1～5丁目、上柚木、下柚木に広がる戸建エリアには新築分譲も多く「道が広くてきれいだから車でも歩行でもストレスがない」と感じる住民が多数です。

都心も神奈川方面もアクセス自在

京王相模原線の南大沢駅から新宿までは最短約40分（調布乗換）。町田・橋本方面へもスムーズで、神奈川方面にお勤めの方にも便利です。東京と神奈川のどちらへも通勤圏内なので、ご家族のライフスタイルに合わせて柔軟に移動できます。

再開発効果で土地相場はやや高めですが、その分資産価値も安定。築浅の駅近マンション（70㎡台）は4,000万～5,500万円、戸建ては南大沢3～4丁目で4,500万～6,000万円台が中心です。予算に余裕のある共働き世帯や、子育て環境と将来の資産価値を両立したいファミリーにおすすめします。

ファミリー向け！八王子市で物件を探す手順は？

八王子市に限りませんが、子育て世帯が物件探しをスタートする場合は、まず「入学・入園の申し込み時期」から逆算するのが基本です。

ここでは入園スケジュールから逆算した、物件探しの流れをガイドします。

物件選びは「保育園の申込期限」から逆算しましょう

「八王子で新生活を始めたい」と考えるなら、まずは認可保育園の申込締切（前年11月上旬）がスタートラインです。
10月までに住民票を八王子市へ移せるよう、以下の流れを目安にするとスムーズです。

8月物件探し・事前審査

物件を見て回り、イメージ決め。学区や通園ルートを同時にチェック。徐々に物件を絞込、市役所に保育園・幼稚園の相談も

9月売買契約・ローン本審査

契約から決済まで「約1か月」を想定。事前に銀行とローンの相談をしておき、契約後すぐに本審査へ

10月決済・引越し・住民票異動

住民票が市外のままだと申込順位が下がる場合あり。銀行も「早めに住民票を移して」という傾向があるので、急ぎましょう

11月上旬認可保育園の申請

必要書類をそろえて市役所へ提出

転入扱いになると選考順位が下がるケースがあるため、10月中の住民票異動が理想的です。

八王子市での認可保育園の申込手順は？

認可保育園の申し込みスケジュールは、ざっくり以下の表の通り。10月に市が発表する募集要項をチェックする事が重要ポイントです。

内容	時期	留意点
募集要項配布	10月上旬	市HP・子育て支援課・各園で入手
申請受付	10月中旬〜11月上旬	期間は約1か月、土日受付なし
結果通知	1月下旬	自宅に郵送
面談・説明会	2月中旬〜下旬	園から個別に案内

提出書類の例

就労証明など保育必要性を示す書類
住民票
健康診断書（後日提出可）

必要書類は上記が基本ですが、具体的には市役所の募集要項で確認し、不明点は必ず担当窓口で質問してください。

小学校・中学校の転入手続き

小学校や中学校の場合は、以下の手順で転入手続きを進めます。

引越しに伴って住民票を異動すると、市から「学校指定通知書」が届きます。
通知書と転入学届を直接学校へ提出すれば手続き完了。教育委員会へ行く必要はありません。

3月の引越しでも学区が確定していれば原則入学可能ですが、事前相談をおすすめします。

八王子子育てQ&A｜実体験から分かるホンネを一問一答！

「八王子って本当に子育てしやすいの？」「学費や遊び場、保活のコツは？」など、子育て世帯が気になるポイントを、不動産屋＆三姉妹パパの目線で分かりやすくお答えします。

Q1. 中学校以降の学費、どれくらいかかりますか？

公立中学校なら学費自体はそれほどかかりませんが、習い事や塾、スマホ代など“見えない出費”が増える時期でもあります。私立や中高一貫校を選ぶ場合は、月5～7万円以上かかるご家庭もめずらしくありません。

公立中学：年10〜15万円ほど＋塾代（月1～3万円）
私立中学：年80〜100万円以上

なお、高校からは「就学支援金制度」などの公的サポートもあり、世帯年収910万円未満なら実質無償になるケースも。家計に合わせてしっかり計画しておきましょう。

Q2. 八王子で保育園に入るコツは？

一番大事なのは「入園スケジュールから逆算」して動くこと。4月入園を希望する場合、前年11月の申込締切に間に合うように八王子市へ引越し・住民票移動を済ませておくのがポイントです。

具体的なコツ

早めの住民票移動で申込優先度UP
一時保育を利用して園の雰囲気を事前チェックす
第1〜第5希望に「穴場園」を含めておく（第2～第3希望に入れるのが現実的）

その他にも、保活の不安があればLINEでもご相談ください。不動産＋保活のWでお手伝いします！

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Q3. 八王子で子どもとお出かけするならどこ？

筆者が実際によく行くスポットですが「クロスポ八王子（万町）」は年中遊べて三女も大満足！　バスケットやクライミングなど多彩なアクティビティが楽しめます。他にも以下のようなスポットがおすすめです。

富士森公園：広くて遊具充実。春はお花見スポット
高尾山口・TAKAO599ミュージアム：自然体験と学びが両立
小宮公園：バードウォッチングや探検気分の散策も

八王子は子育て世帯が気軽に行ける公園や屋内施設が豊富で助かります。

Q4. 子どもと一緒に買い物するならどこが便利？

日常使いで人気なのは「イーアス高尾」。フードコートでランチ→ゲームセンターでUFOキャッチャーの流れが定番です。また、「南大沢アウトレット」もおすすめ。ベビーカーで移動しやすく、子ども服やちょっとおしゃれなベビーグッズも手に入ります。

さらに2026年春には「イオンモール八王子インターチェンジ北（仮称）」が八王子市滝山町にオープン予定。映画館も併設されるそうなので、家族のお出かけスポットがますます充実しますね。

Q5. 穴場園とは何？〜八王子で保活を成功させるコツ〜

「穴場園」とは、申込者が少なく入りやすい傾向のある保育園を指します。

穴場園の特徴

駅から徒歩15分以上（通勤アクセスの関係で敬遠されがち）
坂道や住宅街の奥（クルマがないと不便。でも環境は良好）
新設されたばかり（認知度が低く定員に余裕あり）
定員が多い園（複数枠が出やすい）
一時保育なしの園（認知度が低く競争率が低め）

エリア別・狙い目の「穴場園」例

エリア	保育園名
みなみ野・由井	星の子保育園、由井さゆり保育園
高尾・館町	館ヶ丘保育園、八王子ひまわり保育園
北野・長沼・片倉	中山保育園

ただし、年度により状況が変化するため、必ず最新情報を確認してください。

まとめ「子育て世帯におすすめ！八王子市の魅力」

八王子は、保育園や学童の入りやすさ、経済的な支援、快適な住環境がそろった子育て世帯に「ちょうどいい」街。都心では味わえない、自然が残された環境も魅力です。

子育て支援や住環境について「今住んでいる自治体では不安かも」と思ったら、ぜひどんな街なのかを深掘りしてみてください。

八王子なら保育園の待機児童が少なく、学童保育も待機ゼロが続いています。

医療費助成や子育て応援券、私立幼稚園補助金など支援策も充実しており、生活の利便性と環境のよさを両立したエリアが多数。さらに都会的なエリアと自然が豊かなエリアの両方が存在し、家族のライフスタイルに合わせて選べる点も豊富です。

現役パパママの実体験や市の公式データからも、子育て世帯に安心の環境だ、と伝わるはずです。

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